フローズン・タイム
渋谷の単館上映系の映画館は水曜レディースデイがないトコが多いのですが、こちらのQ-AXシネマは場所は変な道にあるとはいえ、新しいしキレイで、かつレディースデイがある♪おまけに渋谷地区で唯一のTHX認定館だそうで、つまり音響が良いみたい。1階にカフェなんかもあるし、スタッフの接客も良いのです。
で、肝心なフローズン・タイムですが、
これが予想を大きく反して(?)良かったのですね〜!
恋人と別れて未練タラタラの主人公が、彼女を忘れることができずに不眠症に陥ってしまって、あるとき自分のまわりの全ての世界がフリーズしてしまう現象が起こる・・・なーんて、なんだか不思議なお話。
監督さんが一流のファッション雑誌のフォトグラファーとして活躍していた方で、まるでファッション写真が動き出したかのような美しい映像で見せるラブストーリーです。
冒頭のシーンからすでに惹きつけられ、ただ女性がスローモーションの中で罵声を浴びせているだけのシーンなのに、女性がとっても美しく描かれ、ここで使われている音楽もなんともいえない美しさ!
主人公の周りでフリーズした世界はまさにアートで、マネキンのように固まった女性たちもそれはそれは美しい〜。
ここで使われた音楽も、(これなら私にも題名がわかる(笑))『ボレロ』ですね〜。
主人公が美大生という点が“美”への追求となり、
バイトしていた場所がスーパーという点が映像に色とりどりな色彩の美しさを与えてる感じで、グリーンピースさえ美しい(≧フ≦)
主人公がカッコよすぎない、どちらかというとカワイイ系なのも微笑ましく観れて、
おまけにフリーズした世界で“美”を追求しただけで、悪い事なんて思いつかないのが魅力的、
周囲のおバカ過ぎるキャラクターが何人も出てくるのが、これまた魅力的(笑)
そして、ヒロインの女の子が着ていた服もかわいらしかったのと、友達の着こなし方も目を引くセンスの良さ!カメラの肩へのかけ方ひとつでもオシャレに観えちゃって。
お話自体はラブストーリーというわけですが、フリーズした世界を軸としての、まさに“瞬きする間に恋が始まる”って感じ(^フ^)
途中、若干「もう少しパッパとお話が進んじゃっても良いんじゃないの?」って思う部分もありましたが、
なんといっても、ラストシーンには圧巻です!
こんなにも美しくて、ファンタジックで、ロマンティックな映像を魅せられたら、いや〜ビックリでしたー!!
なんだかオサレ〜な絵画展に行って来たような後味・・・。観てよかったです♪