『潜水服は蝶の夢を見る 』
はい。CMでおすぎが「この映画で感動しない人が1万人以上いたなら、私は映画評論家を辞めます」とかなんとか言ってる映画です(笑)
おすぎが大絶賛しすぎる映画は好きじゃないけど、
でもこの映画は本当に感動をもらうことの出来る映画だと思いました。
観ている最中の号泣!って感じじゃなくて、
なんだろ・・・観終わった後の、エンディングの曲が流れる中で、
色々な感情が
ブワァ〜〜〜っとあふれ出し、
自然に涙が頬をつたってた・・・って感じですかね(^-^)
もちろん、観ている最中も、涙が出るシーンがありましたが。
ファッション誌「ELLE 」の編集長として活躍する人生から一転、脳梗塞で左目のまぶた以外の自由が効かなくなってしまった男の実話を映画化したもので、原作は主人公のジャン=ドミニック・ボビー自身が20万回のまばたきでつづった自伝小説だそうです。
こんなあらすじを知っただけでも、感動しそうな事は想像がつきましたが、
驚かされたのは、その演出。すばらしいカメラワーク。美しい映像。
冒頭から引き込まれる、なんとも言えない演出。それは、誰もが主人公に感情移入できる瞬間なんじゃないかと思いました。
主人公の左目を通して、自分自身が主人公と一体化する錯覚、
どんな怖いホラー映画やゾンビ映画なんかよりも、この現実を体験することのほうが、よっぽど
『恐怖』であると感じました。
そして、この映画の素晴らしさとして、少々ネタばれになりますが、
冒頭30分くらいまで・・・主人公の姿が登場しないことに心を奪われました。そして、登場してから、より強い痛みを覚えました。
長くなってしまうので、簡単に(?)述べるなら、
『生かされることは、苦痛なのか、喜ぶべきことなのか』
そして、飾り立てた実話ではないんだ、リアルに描く
『これが感情なんだ』と気付かせてくれる、
最後まで観れば、この映画のタイトルが(いや、邦題でも原題でも)どんな意味を持っているのか・・・なんかが、大きく深く伝わって来ました。
絶望なんかじゃなく、大いなる希望を見いだせる、そんな素敵な映画に出会えて、今日は満足でした(^-^)
ジョニー・デップがNO.1に選んだ映画なんでしたっけ?
うん。納得。